日本の身近な定番リゾートであるグアム便を運行するデルタ航空が来年2018年1月8日をもって運休することを発表しました。また、香港エクスプレスが就航予定であった中部~グアム便も就航延期となってしまいました。
私自身、初めて海外旅行がグアムで過去に6回行き、今年も1月に行った思いれのある旅行地であるため、デルタの運休には正直ショックです。
この一連の悪循環はまず、北朝鮮のミサイル問題、リゾート路線の収益の悪さ、デルタの成田離れが影響しているかと思われます。
何より北朝鮮のミサイル問題は航空旅行客に今後も大きな影響を出すことが予測されるため、ロケットマンには早く、くたばってもらいたいのが第一。そもそもグアムにミサイルを打ち込むことはできないでしょうけど。この問題が片付かないことにはバニラのグアム就航は相当後回しになることは確実です。
デルタが運休する背景には成田のハブ機能を縮小している面も影響しているかと思われますし、ミサイル問題が片付いても、今後はLCCが参入してくることを見越して価格競争に陥る前に撤退を決断した可能性もあります。
そもそもリゾート路線はビジネス客が少なく、儲からないのでANAなんかは路線をもっていません。
おそらく今後は、繁忙期には韓国系LCCを旅行会社がチャーターして運航し、北朝鮮問題が片付けば国内LCC各社が遅かれ早かれグアム便を就航する流れになることが予想されますので、そちらに期待したいと思います。それでも日系LCCの就航は早くても2019年頃の気がします。また、LCCのグアム路線が増えるにつれてFSCの路線（ユナイテッド、ＪＡＬ）も最終的には現状よりも規模が小さくなるような気もします。
このニュースのヤフーのコメントなんかを見てみますと、グアムは魅力が無い、海が汚いといった否定的なコメントが見受けられますが、個人的にはグアムの田舎感は魅力的ですし、何より日本から近いし、海もハワイより綺麗に感じますし、すごくいい所だと思うんですが、皆さんはそうは思わないんでしょうか？
ホテルもランクを少し上げれば、中国人客なんかも回避出来ますし、そもそもこのご時世、中国人がいないところを見つける方が難しいと思うのですが…
個人的にはグアムには潜在需要はまだまだあると考えていますので、今後LCCの新規就航で全盛期並みに渡航者が復活し、サイパン、ロタ、パラオへと路線網がひろがっていくことを期待したいです。
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