エアアジアのCEOトニー・フェルナンデスがエアアジアXの今後機材計画について語り、日本~アメリカ本土線のマーケットが非常に興味深いとコメントしました。
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概要は以下の通り
- 発注済みのA330neo(66機発注済)をA350(10機発注済)に切り替え、追加発注するかもしれない
- A350に切り替えるとしたらB787も候補
- 今よりも長距離路線を計画している
- ヨーロッパ路線は需要低下で現在は魅力的ではない
- 関空~ハワイ線は好調
- 日本~アメリカ本土路線は非常に興味深い
といったインタビューが海外紙に掲載されていました。
上記発言から推測すると、アジア内の中距離線の競争激化に伴い、さらなる長距離路線の検討している模様です。
A330では日本からアラスカ程度までしか飛行できないので、米国本土就航にはA350または、B787の導入が必修となります。
関西エアポートのエアアジアへの支援もあり今後関空ハブ化が計画されているようで、予想される路線としては関空~ロサンゼルス、サンフランシスコ、といった都市でしょうか。
アジア内のLCC長距離線は徐々に競争が激しくなって、就航のハードルが低いので今後も競争が激しくなる見込みで、エアアジアはLCC同士の競争がまだないLCC初の太平洋横断路線でブランドを確立させたい思惑があるように感じます。
A350の具体的な引き渡し時期も未定ですし、就航まで時間のかかるエアアジアですから、ここ数年で実現できれば初の太平洋横断路線となりますので、少しだけ期待しておきたいと思います。
関西エアポートで、航空分野の最高商業責任者を務めるグレゴリー・ジャメ専務は、「着陸料はスペシャルプライスを用意したが、マーケティング面でもブランド認知度が向上するサポートをしていきたい」と、エアアジアXの新路線を支援していく姿勢を示した。
今後の路線展開について、イスマイルCEOは「需要による。状況を見て、西海岸のロサンゼルスやサンフランシスコに飛ばすことになるかもしれないが、関空をハブとしていきたい」と語った。
この発言はエアアジアXハワイ就航時のコメントで、今回のトニーに発言はつい先日です。確実に太平洋路線の計画は進んでいるように思えます。
引用: aviation wire
参考記事:Skift
画像引用: tony fernandes twitter
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