海外紙NASDAQによると、全日本空輸(ANA)は子会社のLCC、バニラエア、ピーチへ現在ANAが保有しているB767型機を移管できないか検討しており、最長8時間以内の路線開設を検討とのことです。
2018年3月22日、ピーチとバニラの統合が発表され2019年下期にブランドはピーチに一本化され2020年には新ピーチで中距離線に進出することが発表されました。
NASDAQのリンクがきれたので、リンクを追加しました。 Business Recorder The Gulf Today 18/3/23追記
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画像引用: ANAホールディングス
もともとANAホールディングスの計画で、バニラは中距離路線へ進出する計画が発表されていましたが、その後ピーチがANAに完全子会社化されたので、中距離路線進出はバニラだけでなくピーチもということになるようです。
当初、A330あたりを新機材で導入するのかと思いましたが、今回の報道だと機齢20年近くのお古のようです。ただ、座席改修を行わないのであれば利用者にとってはANAのシートピッチとなるのでメリットがあるかもしれません。そして、Cクラスを配置してあるので全面改修するのか、上級シートを残すのか注目です。
参考までに現在ANAはB767を37機保有し、26機は自社保有、残りはリース。座席は202~270席となっています。
また、現在保有のエアバス機とは別になるので、ANAからパイロットを出向させたりして、グループのメリットを生かすことも考えられます。
新機材導入でないことを考えると、もしかするとかなり早いタイミングで中距離路線開設が期待されます。おそらく最初は競合しますが需要が見込まれるバンコクか、まだ成田からLCCの直行便がないシンガポールあたりかなと予想しています。
画像引用: ANA
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