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相変わらず不安定な春秋航空日本の今後のスケジュール

新千歳便の不可解な欠航、多くの便の時間変更、未だ予約ができない1月16日以降の国内線航空券といい相変わらず不安定な運航、経営が続く春秋航空日本ですが、一体何が起きているのでしょうか?

現状発表されている情報は以下の通りです。該当便ご利用の方は注意してください。

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  • 成田~新千歳 1月8日~11日まで欠航 機材繰りのため
  • 成田~広島 1月8日~10日まで遅延運行(8日1時間15分遅れ、9・10日1時間45分遅れ)機材繰りのため
  • 成田~佐賀 1月8日~10日まで遅延運行 1時間55分遅れ 機材繰りのため
    尚、佐賀発16:35分発の便の搭乗手続き締め切りは午後3時なので注意!と発表されています。 外国他社とのチェックイン時間、保安検査が輻輳のため。 国内線と国際線は別なのでは・・・空港側の人が足りなのでしょうか。

成田~新千歳の欠航便搭乗予定の方は、翌週に変更したくてもできないですし、佐賀便の方はチェックインを定刻の1時間35分前には搭乗手続き締め切りなど、いろいろ指摘したくなることが多いです。そもそも機材は足りているでしょうし、機材繰りというのもしっくりきません。

なにより、1月16日以降の航空券の販売が始まっていないことが大問題です。ただでさえ認知度が低く、高搭乗率を維持しているわけでもないので、本来なら1番に売り出しを開始すべき会社なのにそれをしないのは、国交省の指導が入っているのでは?と疑いたくもなってしまいます。

本命の中国路線も思うように路線展開できていないところを見ると、やはりパイロット不足が大きな要因なのかもしれませんが、どこまで親会社が赤字の春秋航空日本を助け続けるかがポイントだと思います。
また、パイロット不足の現在では噂の絶えない春秋航空日本で働こうというパイロットも少ないでしょうから、いろいろと悪循環にはまってる気もします。

そもそも春秋航空日本は、中国線成田発着枠の日本側の枠を使用するために創業した会社で、春秋グループでツアー企画し中国内陸部などから日本首都圏へ送客することを想定していました。しかし、中国政府のツアー客制限など当初予定していた状況とは少しは違ってきているかと思います。
日本の航空会社である以上建前上、国内線は維持しないといけないけど本当は国際線だけでいいのに面倒だな。っていうのが本音なのではと考えてしまいます。

個人的には安く乗せてもらえて、搭乗した時は好印象の春秋航空日本なので是非今後も頑張ってもらいたいのですが、もう年の瀬です。お役所関係も休みになるかと思います。春秋航空日本から、内部事情を素直に公表することを期待しています。

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