成田空港 航空ニュース

成田空港運用時間05:00~24:30へ 周辺市町受け入れ方針

時事通信の報道によると、成田空港の機能強化計画で、焦点となっていた夜間早朝の発着制限時間が、現在の7時間から4時間半に縮小される方向で決着する見通しとなり、成田空港圏自治体連絡協議会が24日、発着制限緩和は受け入れた上で、騒音を低減する運用の工夫などを要望する方針を固めました。

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【今後の見通し】
・成田空港圏自治体連絡協議会が26日の会合で正式方針決定の見込み
・1月末に国土交通省、県、成田国際空港会社に要望する。同省などは要望を踏まえて具体策を協議し、2月中にも計画を最終決定
・2020年までに運用時間を05:00~24:00(24:30まではカーフュー弾力運用)まで延長 現在設定する、午後10時台はA滑走路とB滑走路各10回ずつ、計20回までの便数制限は廃止。B滑走路は現状どおり、午前6時から午後11時までの運用時間とし、7時間の制限時間を設ける
・C滑走路の供用後は、滑走路別に異なる運用時間を設ける「スライド運用」を導入し、飛行経路下で6時間の静穏時間を確保する。空港全体の運用時間は05:00~24:30(25:00まではカーフュー弾力運用)

やっと成田の機能強化案が進んできました。欲を言えばなんとか通常運用で25:00まで延長できればと思いますが、現状を考えればかなり前進できた内容だと感じます。また、22:00台の自主制限が撤廃されることで、深夜帯の発着便でターミナルが賑わう事が期待されます。

今後機能強化案が正式に決定すると、交通アクセスなど、全体で大きな変更があると思いますので楽しみです。

 

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