The blue swan daily の報道によると現在週４便で運航している大阪（関空）～ハワイ・ホノルル線が苦戦しているようです。
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当初の予想ですと乗客の構成の２割がシンガポールからの経由の乗客を見込んでいたようですが、実際のところは１割程で推移しているようです。
また、大阪～ホノルル区間の搭乗率も思わしくないため、打開策としてシンガポールからホノルルまでの経由運賃を見直します。
シンガポール自体の市場が小さいのと、経由によることで競争相手が、中国東方航空、大韓航空、フィリピン航空、カンタス航空が存在してしまうのも原因と捉えているようです。
ただ、区間ごとに集客したほうが利率が高いのは明らかなので、抜本的な打開策にはならないのではないかと記事で綴られています。
スクートはエアアジアに次ぐ、後発の大阪～ハワイ・ホノルル路線となりますので、知名度自体も低いのかと思いますし、ハワイの滞在費を含めるとLCC利用層の需要開拓が難しいのかもしれません。確かにセール運賃では破格の料金で利用できますが、セール以外のときはそこまで競争力のある運賃に思えません。
ホノルルまでは長距離線で、搭乗率が悪いと大幅な赤字路線になりかねないので、今後改善が見込めない場合運休もということも現実的だと思われます。一方エアアジアは好調と語っています。
海外LCCからしたら本音は成田から飛ばしたいでしょうが東京からは以遠権の問題で就航できませんし、ANA、JALが座席数を増やす方向なのを考えると、バニラが航続距離が長い機種を導入してもハワイ路線を開設する可能性はしばらくないように感じます。
羽田は枠がないので、成田だけでも一部時間帯（不人気時間帯）のみ以遠権を認めてもいいように思います。
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