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新航空会社エアベルギーがAOC取得、近日ブリュッセル~香港就航へ 今後は中国をメインにアジア線へ就航

日本の航空業界とは直接的な関係がないニュースになりますが、ベルギーのブリュッセル、シャルルロワ空港を拠点とたLCCとも呼べるエアラインが、ブリュッセル~香港線へ就航する見込みとなりました。
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同エアラインは2000年まで運航していましたが、現CEOにより2016年に再スタート果たし、まだ就航していない会社です。実質は新航空会社で、FSC,LCCと区別するのが難しいエアラインです。

エアベルギーのコンセプトはアジア(主に中国)の需要を取り込むことで、フィンエアーの中古機を利用し、A340-300にて運航を開始します。料金も低価格となる予定で、拠点となるブリュッセルの空港も他FSCが利用しない郊外のシャルルロワ空港を利用します。
座席はエコノミー264席、プレミアムエコノミー21席、ビジネス18席の3クラスの計303席の設定となることが発表されています。


ただ空港の滑走路長の関係で2021年に3200mまで延伸されるまでは257席での運航となる情報もありますので、正直な所そんな適当な運用で大丈夫?という印象を持ってしまいます。

当初就航自体計画で終わるのではないかと噂されていましたが、昨日AOC(航空運送事業許可)を取得したことが発表され4月からチケットが発売され近日中に香港線へ就航する運びとなっています。今後は中国本土6地点へ就航、その後はアメリカへ就航する計画であることも発表されています。

またエアベルギーの資本の49%は香港の投資家(UTour)が所有しており、中国色の強いエアラインとなりそうですが、1回くらいはチャーター便などで日本へ飛来しないかなと期待してしまいます。
日本でいうHISが所有するアジアアトランティックエアラインズのようなエアラインだと思われますが、果たして軌道にのるかどうかが今後注目されます。

Air Belgium offcial HP

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