昨日から欧州のエアラインニュースを賑わせているIAGグループによるノルウェージャンの株式取得、買収の可能性ですが、ノルウェージャンCEOであり同社の主要株主でもあるBjorn Kjos氏は、報道後にノルウェージャンを売る計画は無いと発言しました。（参考リンク： skynews）
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IAGグループは買収に向けた交渉のために同社の株式の4.61%を取得したことを発表しましたが、Kjos氏は普段からいろいろなエアラインからアプローチがあるとし、現時点で交渉も始まっておらず、決定したこともなく、今後新たに決定することも無いとしています。
ちなみにノルウェージャンの評価額は債務を含め30億ドルとされており今後の展開には注目です。
今のところ欧州メディアの大半は今後何らかの動きがあると予想しており、Kjos氏の発言については懐疑的な意見が多いのが現状です。
現在のところIAGグループのメインエアラインには、ブリティッシュエアウェイズ、イベリア航空と、スペインLCCブエリング航空、アイルランドLCCエアリンガス、スペイン長距離LCCのレベルなどがメンバーとなっていますが、もしIAGグループがノルウェージャン買収となると、就航が検討されているロンドン～成田路線などの重複する路線は除外される可能性が高そうです。
グループ加入となれば市場へかなり大きな影響を与えると思われますので注目が集まります。
個人的には新たな試みへ大金を惜しむことなく注ぎ込むKjos氏のノルウェージャンは外野から見る分には魅力的ですので存続してもらいたいですね。
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