FSC 新規就航・増便・減便 関西国際空港

ネパール航空、新造機A330を6月末受領後に関西~カトマンズ線へ週2便で就航へ

ネパール航空が同社初となる新造機のA330-200を2機導入し、関西~カトマンズ線へ就航する計画であることを以前投稿しましたが、ようやく就航の目途がたってきたようで、現地カトマンズのトリブバン国際空港へスロットの申請を行った模様です。

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ネパール航空はポルトガルのHi-flyより2機の新造機A330-200をリースで導入しますが、既に1号機は初飛行を終え、デリバリーは6月27日を予定し、2号機は7月のデリバリーを予定しているようです。

当初現地の報道では関西便は週4便との報道でしたが、最新情報だと週2便へと変更され、その他開設される予定のサウジアラビア・リヤドへ週4便、ソウルへ週3便と報道されています。

また現地紙でも就航地にばらつきがあり、今回導入する2機で上記3都市に加えシドニーも就航予定地と報道しているメディアもあります。ただ、シドニー以外の就航地は一致しており、ネパール航空のSugat Ratna Kansakar社長のコメントでも「サウジアラビア、韓国、日本への直行便を計画している」とのコメントがあるのでこの3都市は確実に就航計画となっているようです。

本来ネパール航空は成田への就航を希望していましたが日本との航空協定では関西への指定があったために、今回関西への就航の運びとなり、ネパール当局は日本側と協定内容を改正する準備を進めているとしています。

今回の報道では、受領後すぐに路線開設する模様と伝えられていますので順調にいけば2機が揃う7月以降には就航の準備が整うかと思われますが、EU乗り入れ禁止エアラインのネパール航空を日本側がすぐに認可するかという問題もあります。しかし以前上海経由で関西へは乗り入れていたのでスムーズに認可される可能性もあるかと思いますので早期就航に期待したいと思います。

参考資料: Aviation Nepal  Kathmandu Post  SPOTLIGHT

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