JALが設立する中長距離LCCの新会社は来月7月に設立する予定であるとBloombergが報じました。
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新会社は2020年からの就航を目指し、B787-8,2機で東南アジア路線からスタートし将来的に欧米線へ就航する予定です。
大西取締役は、新会社はJAL便よりも1席あたり50%コストを削減するとしながらもLCCとはコンセプトが異なるとし、オプションサービスについては既存LCCよりも高品質のものを提供するとしています。
近年欧米エアラインがLCCに対抗するために機内持ち込み手荷物だけの運賃の設定をしたり、LCCが大手ビジネスクラス同様のサービスを提供したりとFSC、LCC両者がお互いの強みである分野に進出する傾向がみられ、単純に区別化できなくなっていますし、全世界のエアラインがコスト削減に取り組んでいることは周知の事です。
JALもLCCという括りでネガティブなイメージを持たれたくないと考えているようですので、今後のブランディングが非常に重要となりそうです。
高品質で低価格と聞くと今更ながら前体制のスカイマークのA380の計画が実現していれば面白い試みだったと感じてしまいます。
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