成田空港 航空ニュース

日本貨物航空(NCA)整備記録の問題で全機体の運航を停止

日本貨物航空(NCA)は、機体の整備記録に事実と異なる記載が見つかったとして、全11機の運航を停止することを明らかにしました。

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NCAの発表は以下の通りです。

2018年4月3日に成田空港で実施した当社航空機(JA14KZ)の機械部品への潤滑油補給に関する整備記録に事実と異なる記載が判明しました。他の航空機の整備記録にも同様の事例があることが否定できないため、安全運航を最優先する観点から、航空機の健全性が確認できるまで、当社が運航する全ての運航便を一時的に停止いたします。(日本時間2018年6月16日の成田空港出発便より順次停止し、6月17日成田空港到着便を以って全ての運航を停止)

詳細については現在調査中であり、航空機の健全性の確認には少なくとも1週間程度を見込んでおります。この度はお客様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。今後、運航の再開に向けて、安全の確認に全力を尽くして参ります。

引用:日本貨物航空

国交省は貨物機2機が事故を起こしていたのに適切な報告をしていなかったとして、5月より立ち入り検査をしており、その際に今回の整備記録の問題が発覚したとのことです。

NCAは重大インシデントやトラブルを頻発させていましたので、改めて安全運航に努めてもらいたいです。

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