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エアアジアCEOトニーフェルナンデス氏、A330neoの最終確認でエアバス本社を訪問 追加発注も示唆

エアアジアグループCEOトニーフェルナンデス氏は7月3日、フランス・トゥールーズのエアバス本社で導入予定のA330neoとA321neoについてエアバス側と話し合いをしていることを明らかにしました。

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議論の内容としてトニーフェルナンデス氏は『我々はA330neoを注文したが、性能、エンジンは良いが最終的に価格が適正である事を確認しなければならない。もし適正であれば更なる発注もありうる。』『A321neoは素晴らしい航空機で更なる発注もありうる』というコメントをしています。

現在エアアジアは、A330-900neoを66機発注しており同機種最大の顧客となっています。またその他にもA350を10機、A321neoを100機、A320を188機、A320neoを304機、A330-300を20機発注しています。

エアバス社のA330neoはライバルとなるボーイング社のB787に対して売り上げで苦戦しており、エアアジアとしては何らかの思惑があってエアバス社と面会している可能性が高いと思われます。

ボーイング社は以前からB787-10の導入を提案しており、エアアジア側も発注済みのA350のキャンセルを示唆するなどエアアジアが導入を予定しているワイドボディ機に関しては今後も何らかの動きがあることが予想されますが、ここ半年の間で賑わせたエアアジアのワイドボディ機の選定に決着がついたのかもしれません。

一部メディアではデリバリー時期の詳細が発表されるのではという見方もあるので、近日中に何かしらの発表があるかと思われます。もしデリバリー時期の詳細が決まるとするとA330-900neoで新規就航するとされている関西~ロサンゼルスまたはサンフランシスコ線の計画がより明るみになってくるかと思いますので期待です。

※画像は先月トニーフェルナンデス氏が前アメリカ大統領オバマ氏と面会したときのもので今回のニュースに関係はありません。
参考記事:channelnewsasia

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