新千歳空港 航空ニュース

北海道7空港民営化、1次審査に多くの海外勢を含む4グループが応募

HBCの報道によると、2020年度に予定されている新千歳空港など道内7つの空港(新千歳・函館・旭川・帯広・釧路・稚内・女満別)の民営化の運営権取得に向け4グループが1次審査に応募したことがわかりました。

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  1. 今の新千歳空港の運営会社・北海道空港を中心とした地元連合グループ
  2. 関西3空港の運営に参加しているフランスのヴァンシ・エアポートとオリックスを中心とするグループ
  3. 地元の加森観光や東武鉄道などと組むパリ空港公団グループ
  4. シンガポールのチャンギエアポートなどのグループ

国交省は来年に3グループへと絞り、2次審査を経て来年夏に運営先を決定する予定です。詳しいスケジュールは以下の通りです。

1.「実施方針」の基本的事項
○事業期間:30年間(不可抗力等による延長含め最長35年間)
○空港運営事業開始時期:段階的開始とする。  
                 平成32年 6月頃・・・新千歳空港  
                 平成32年10月頃・・・旭川空港
                 平成33年3月頃・・・ 稚内空港・釧路空港・函館空港・帯広空港・女満別空港
○審査方式:国が設置する審査委員会において、7空港の提案内容を一体的に審査・評価 し、優先交渉権者を選定する。 (他3管理者は審査・評価を委嘱)
○事業方式:地方管理3空港については「混合型」の制度設計とし、 地方管理3空港は「公的最大負担額の削減額」について、管理者毎に提案を受ける。
○提案事業:「北海道の広域観光の振興」及び「道内航空ネットワークの充実」について提案を受ける。

2.今後のスケジュール(予定)
・平成30年3月頃     実施方針の策定・公表
・平成30年4月頃     募集要項の策定・公表
・平成31年7月頃     優先交渉権者の選定
・平成32年6月頃~   順次空港運営事業開始

引用:国土交通省

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