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北マリアナ航空当局、エアライン誘致で着陸料減額制度の導入を決定 スカイマークも適用で最大75%割引

北マリアナ航空当局(CPA)の取締役会は北マリアナ諸島への新エアラインの定期便誘致のためのインセンティブプログラム導入を全会一致で承認したことを発表し、来年サイパンへ就航するスカイマークも同プログラムの対象であることがわかりました。

同プログラムでは新規乗り入れエアラインに対し1年目は関税または着陸料の75%の減額、2年目は50%減額、3年目は割引なしで運用される予定となっています。

2019年に成田~サイパン線の定期便を開設する覚書締結済みのスカイマークも同プログラムが適用される見込みで、2019年3月31日までの運用予定の成田空港のインセンティブ制度が延長となれば成田側の着陸料も最大100%割引となるためスカイマークは多くの支援のもと国際定期便を開設できる見込みです。

北マリアナ政府観光局は、現在日本市場復活のために積極的なマーケティングを実施しており、現在全体の構成の7%まで落ちた日本人観光客を今後は30%まで増やすことを目標とし、将来的な構成としては日本人3割、中国3割、韓国人3割、台湾・ロシア・その他で1割としたい考えです。

スカイマークは今冬ダイヤで同路線をチャーター便で運航する予定ですのでそろそろアナウンスがあってもよさそうです。

スカイマークの国際定期便の計画は早くても2019年5月から就航へ