成田空港

成田空港、新路線誘致へインセンティブ制度を拡充

成田空港NAAは、2015年度から「成田ハブ化促進インセンティブ」を導入してネットワークの更なる拡大と既存路線の増強を図っています。
この制度の導入によって、現在は139都市(海外119都市、国内20都市)とネットワークが大きく拡大していますが、2019年4月より新たにインセンティブ制度を拡充し新路線を誘致することを発表しました。

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1.新規就航インセンティブの拡充
ネットワークの多様性をさらに進めるため、新規就航に対するインセンティブを拡充し、適用期間を2年から3年に延長するとともに、着陸料の割引率も拡大します。
※「ネットワーク拡充割引」を「新規就航割引」に名称変更いたします。
2.朝発ボーナスの導入
朝の時間帯の出発便を増やしお客様の利便性を高めるため、朝発ボーナスを導入し、新規就航便が朝の時間帯の出発となる場合、着陸料を3年間無料(成田空港としての新規路線の場合)または半額(航空会社としての新規路線の場合)といたします。

画像引用:NAA

成田空港は世界の空港と比較して極端に朝時間帯の出発が弱いので今回の制度で朝便が拡充されることが期待されます。
世界の空港が6時台から多くの運航便を抱えているにも関わらず成田空港の場合数便を除くと9時台からようやく出発便が目立ち出すというのが現状です。
以前は空港アクセスに制限がありましたが、現在では大幅に改善されていますので上野からアクセス特急で1時間かからず6時過ぎには空港に到着できるようになっています。

空港と航空会社がタッグを組めば運用時間外の5時台でもターミナル内は賑わう空港となることも可能かと思いますので是非エアライン側には今回の制度を利用して路線を開設してもらいたいです。

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成田空港の施設整備、拡張、取組みのスケジュール※随時更新