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カタール航空、アメリカン航空とカンタス航空を名指しで非難しワンワールド脱退を示唆

カタール航空CEO Akbar Al Baker氏は、同社が加盟しているワンワールドのメンバーであるアメリカン航空とカンタス航空を名指しで非難し、ワンワールド脱退を示唆しました。

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同氏は、アライアンスメンバーは、家族のように互いにサポートしあい協力するのが本来の姿であるとし、アメリカン航空とカンタス航空に関してはその精神がみられないとしています。

具体的にはアメリカン航空は、米政府に対しエアイタリーへの投資や、アメリカ政府と合意したオープンスカイ協定において不正があったなどと間違った情報を与えているとしています。昨年にはカタール航空がアメリカン航空へ出資するという計画が明らかになりましたが、アメリカン航空側の抵抗が強く計画は失敗しました。

アメリカン航空に限らず米系各社は中東系エアラインは政府の援助を受けており競争環境が歪むとし、乗り入れを制限すべきと主張していました。こういった経緯もありエアイタリーの主要株主であるカタール航空のAkbar Al Baker氏は、エアイタリーはアメリカで以遠権を行使しないと表明を行っています。

そしてカンタス航空に関しては、カタール航空は政治的に対立するUAEのエミレーツ航空とカンタス航空が密接な関係にあり、カンタス航空がカタール航空のオーストラリア市場への進出を阻んでいるとしています。

カタール航空は、IAGグループ(創設のブリティッシュエアウェイズ、イベリア航空と、スペインLCCブエリング航空、アイルランドLCCエアリンガス、スペイン長距離LCCのレベルなどがグループメンバー)の株主でもあり、同社CEO Akbar Al Baker氏はエアライン業界をのみならずトランプ大統領へ注文をつけるなど政治へも影響力がある人物とされて、2018年6月より国際航空運送協会(IATA)の理事会会長に任命れています。

仮にワンワールド脱退となると混乱が予想されるだけに今後の動向が注目されます。

参考記事:Newsinflight
画像引用:Qatar Airways

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