フィリピン航空は、子会社(Mabuhay Maritime Express )によるカリボ空港近くのフェリー乗り場よりボラカイ島までの高速フェリー事業へ参入することが明らかになりました。高速フェリーの運航が開始されることで世界的に有名なボラカイ島へのアクセスの選択肢が広がります。
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フィリピン航空のCOO Jaime Bautista氏はシームレスなフェリー輸送を提供して可能な限り早く快適にボラカイ島へ到着するようなサービスにするとしていますので、今後フィリピン航空の乗継便の様な形で提供される可能性もあります。
ボラカイ島へのアクセスは大きく分けて2ルートあり、ボラカイ島へのフェリー乗り場に最も近いカティクラン空港からアクセスする方法と、そのフェリー乗り場まで3時間程のところにあるカリボ空港からアクセスする2ルートとなります。
ただカティクラン空港には滑走路長が足りないため大型のジェット機が離着陸できない難点があるため、カリボ空港からのアクセスする利用者が多いのが現状で、カティクラン空港発着便よりカリボ空港の方が航空券が安くなっています。
今回のフェリー運航の発表はその遠いカリボ空港の近くのフェリー乗り場からボラカイ島まで約1時間でアクセスさせる計画となっていますので、総所要時間を考えるとカティクラン空港にそれ程劣らなくなる可能性があります。
運航開始日時はまだ発表されていませんが、2018年内の運航開始を予定しており3クラス制を採用し、ファーストクラスではPHP2500(46ドル)、プレミアムではPHP2000(37ドル)、レギュラーキャビンシートではPHP1500(USD28ドル)の往復運賃を予定しています。
ボラカイ島は環境汚染の対策で観光客の受け入れを止めていましたが、10月26日からは再開される予定となっており、再び多くの観光客が同島を訪れることが予想されています。
参考記事:flightsinasia
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