FSC 航空ニュース

JAL副操縦士が、飲酒による法令違反で現地の警察当局に拘束

JALは、2018年10月28日(現地時間)、JL44便(ロンドン・ヒースロー国際空港発、東京国際空港行)に乗務予定だった副操縦士から検出されたアルコール値が、英国の法規に定められた規準を超える疑いが生じ、当該副操縦士は現地の警察当局により拘束された事案を発表しました。

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拘束後、あらためて検査が行われ、本日、日本時間の11月1日 午前5時過ぎに現地警察当局より通知があり、検査の結果は英国の法規に違反するものであり、現地警察当局は当該運航乗務員を起訴したことが判明しました。
なお、当該便は、社内規定に基づき当該副操縦士を除いた2名の機長による運航が可能であると判断し、ロンドン・ヒースロー国際空港を1時間9分の遅延にて出発しています。

JALは、安全に関わる法令違反という極めて重大な事例が発生したことを深刻に受け止め、このような事態を二度と発生させることのないよう、管理の徹底、および再発防止に取り組み、信頼回復に努めてまいりますとお詫びを発表しています。

画像引用:JAL facebook

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