インドのフラッグキャリアであるエアインディアは、資金不足により少なくとも15機が運航できない状態となっており、地上駐機させていることを明らかにしました。
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同社は現在123機を保有していますが、運航できず地上に駐機しているのはB787が2機、B777が3機、A319が5機、A320が5機となっており原因は資金不足によりスペアパーツ、エンジンが不足しているためと同社は発表しています。
エアインディアをめぐっては一時は民営化へ向けた動きもありましたが、参入する企業が現れず失敗に終わっています。
今後は政府からの追加資金援助も予定されていますが、自社のB787やB777をセールアンドリースバックし、資金を確保することも検討されています。
近年インドの航空市場では、今後も需要が増加することを見込みインディゴ・スパイスジェット・エアアジアなどの参入により競争が激化し各社厳しい経営状況となっています。
同社は成田~デリー線を週4便、関西~香港経由~デリー線を週3便運航していますが、現在のところ運航に影響はでていません。
参考記事:Indian Express
画像引用:Air India
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