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羽田空港、都心上空飛行ルート合意へ向け米軍と最終調整

羽田空港は2020年の東京オリンピックに向けて都心上空通過ルートを採用し、発着枠が拡大する見通しとなっていますが、一時的に通過する在日アメリカ軍横田基地が航空管制を行う空域を日本側が管制することで米軍側と最終調整していると時事通信が報じました。

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一時は米軍側が都心上空通過ルートを認めない方針との報道、その後合意の見通しとの報道があり、現在のところは日本側が管制することで最終調整しており合意する見通しとなっているようです。

都心上空飛行ルートの採用で羽田空港の発着枠は9.9万回増枠される見込みで、国際線に充てられることが計画されています。今後は、来年に迫った増枠分をめぐる議論が活発になることが予想されます。

空港施設も整備が進んでおり、第2ターミナルで国際線を受け入れることから現国際線ターミナルは、2020年3月末より第3ターミナルへ名称変更されます。

先日の成田空港の運用時間延長の見通しとなるなど、2020年の東京オリンピックに向け、首都圏の発着枠は予定通り増強されます。

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