成田空港

成田空港の東京オリンピック前に新設されるB滑走路南側エプロンの工事の進捗状況

成田空港は、B滑走路南側と第2ターミナル南側に計15スポットを新設し、既存誘導路の切替えやエプロンと既存誘導路を結ぶ工事を行っていますが、簡単ながらも工事の進捗状況をお伝えさせて頂きます。

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画像引用:NAA

予定している工事は、水色部分にエプロンを整備する工事になります。完工予定は2021年9月を予定しており、15スポットのうち12スポットを先行して東京オリンピックまでに供用開始とする予定です。

エプロン整備以外にも、GSE車両が誘導路を横断できるよう、地下トンネルの整備工事を行い、エプロン等の整備工事と合わせて、誘導路舗装工事、航空灯火(誘導路灯)の設置工事を行います。

2019年1月中旬に上空からみた成田空港全景から白く整備されたエプロンが確認することができました。

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続いて34R着陸時からみた、整備中のエリアです↓


タキシング中にみた、上記全景写真の赤枠内のエプロン↓

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着陸時の画像1枚目から確認できる手前のエリア↓

簡単なレポートとなりましたが、約1年後には東京オリンピックに向けほぼ完成に近い状態となっていることが予想されますので非常に楽しみです。

東京オリンピックを機に成田空港の運用時間が24時まで延長されるのと同時に、羽田空港の都心上空通過ルート採用により首都圏の発着枠が増加することが正式決定しました。
先日には、新たな羽田空港の発着枠の半数がアメリカ便に充てられることが濃厚となり羽田から各社合計24路線(新規・増便を含む)のアメリカ便が新設されることが予想されています。

これまでアメリカ本土とアジアを結ぶハブ空港となっていた成田空港にとっても大きな転機となることが予想され、2020年は日本の航空政策が吉と出るか凶と出るかが試される年でもあります。

今後は羽田空港の発着枠をめぐり、両空港間で路線の再編や、拠点空港としているエアライン・アライアンスの戦略が明るみになると思われますので2020年に向けた今年は議論が活発化しますので注目の1年です。

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新たな羽田発着枠の半数は、アメリカ便へ配分へ

成田空港の2019年10月27日からの運用時間延長が正式決定

成田空港の施設整備、拡張、取組みのスケジュール※随時更新