エアバス社が開発し2019年半ばの運用を予定している次世代大型輸送機Beluga XL(ベルーガXL)がテストプログラムの一環でフランス・トゥールーズからイギリスの主翼製造工場があるハーワードン(Hawarden)空港まで2019年2月14日に飛行し現地でセレモニーが開かれました。
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現在は型式証明の取得に向けテスト飛行を行っている段階で、今後も飛行試験が続き2019年半ばの運用開始を予定しており、2023年までに同型機を5機導入する予定としています。
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セレモニーではプロジェクションマッピングを用いて歓迎されました。
Beluga XL(ベルーガXL)は、A330-200輸送機をベースに既存のベルーガよりも30%多い容量を輸送でき、全長は6m、全幅は1m、積載可能量は6トン拡大されていてA350XWBの主翼を2つ運ぶことや、A320の胴体部分を運ぶことが可能となっており、輸送力が大幅向上することが期待されています。
操縦席や貨物室構造、機体後部から尾部にかけては、既存ベルーガから新しい設計が採用されています。なお正式名称は「A330-700L」となっています。
新しいデザインは社員による投票で4割の支持を得た、微笑むシロイルカが採用されており、奇抜なデザインとなっています。
画像引用:Airbus
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