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エアバス、開発を検討しているA321XLRを既に複数社から受注か

エアバスはA321LRの航続距離を更に延長したA321XLR(Xtra-Long Range)の開発を検討しており、今年のパリ航空ショーでの発表が噂されていますが、既に複数のエアラインから同機の受注をしていることが関係者の話として伝えられています。

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既に開発は確実視されており、現在はエアライン側とA321XLRの性能・特性についての話し合いが最終段階である模様です。

現在のところ開発にあたりベースとなるA321LRからの座席数増加(最大244席)はないとされ、大型燃料タンクを積み、航続距離が更に延長される模様で、飛行時間は10時間以上を目指しているとされています。
なお、開発あたっては200~300機の受注が必要とされておりますが、プログラムの公式発表前にも関わらず複数のエアラインから同機の受注を受けているとされています。

計画通り進めば、納入は2.3年後と予想されています。一方A321XLRの競合機になると予想されるボーイングのB797のプログラム発表が、2020年に延期となることを明らかになっており同サイズの市場はエアバスが先行して発表、納入することが予想されています。
参考記事:Reuters
画像引用:Airbus

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