FSC 事故・トラブル

ビーマンバングラデッシュ航空のフライトでハイジャック未遂 犯人は射殺され乗員乗客は全員無事

24日、ビーマンバングラデッシュ航空のダッカ発チッタゴン経由ドバイ行きBG147便(B737-800型機)にてハイジャック未遂が発生し、チッタゴン空港へ緊急着陸後、特殊部隊により犯人は射殺されました。

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現地紙の情報をまとめると以下のようなことが明らかになっています。

20代半ばのバングラデッシュ人とされる犯人は離陸20分後に、前方のコックピットの扉の前へ行き、扉を数回ノックしドアを開けるように要求しましたが、扉が開かないことことから3回発砲し扉を開けることを試みましたが失敗に終わりました。

同機は緊急事態を宣言し、経由地であるチッタゴン空港へ着陸し空港は閉鎖される共に同機は軍、SWAT、テロ対策チーム、警察に包囲されました。

その後犯人との交渉で乗客の解放が決まり乗員一人を除き、乗客の非常口から避難が始まりました。

その後も交渉が続き、犯人の要求は自身の妻についてバングラデシュのハシナ首相と話がしたいという内容でしたが実際に要求が実現することはなく交渉チームが降伏するよう説得を試みたものの、犯人は拒否し攻撃をする動作をとったため発砲したところ犯人は死亡したとのことです。

犯人に接した人々の話から、犯人は精神的に不安定で問題のある人物であったとされ、拳銃のほかに爆発物も所持していたとされています。
なお、犯人がどのようにして機内に拳銃や爆破物を持ち込んだのかは現在のところ明らかになっていません。

今回のハイジャック未遂事件で、犯人を除いた全員である約150名の無事が確認されています。
参考記事:Thedailystar indianexpress
画像引用:dhakatribune

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