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エアバス、天津工場でA330neoの生産ライン構築を検討

航空機メーカーエアバスは、中国での更なる受注を目指しA330neoを中国の天津工場での生産を検討していることが明らかになりました。

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エアバスの天津工場は中国企業との共同出資の基に設立されトゥールーズ、ハンブルクに次ぐ欧州外初の拠点工場となっており、A320の生産ラインがあります。A330neoを扱う場合は拡張することを検討しているようですが現時点での決定事項はないしています。

以前には中国系エアラインによるA380発注を引き換えにA380を中国で生産する案がありましたが、同機が周辺地域に適合する機種ではないことから廃案となりました。しかしA330に関してはアジアの多くのエアラインで導入されていることからその様な面での問題は無いと考えられています。

また、ロールスロイスも中国の航空機メーカーCOMACからのエンジン受注を目指し、中国での拠点を設立する計画があることを明らかにしており、今後も航空機需要が見込まれる中国に各社拠点を設立する動きや規模を拡大する動きが加速することが予想されます。
参考記事:gulfnews

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