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B777Xの飛行試験機1号機のロールアウトが3月13日に決定 日本ではANAが導入

ボーイングは、同社が開発中の次世代航空機B777X(B777-8,B777-9)の飛行試験機1号機のロールアウトを2019年3月13日に行うことを発表しました。

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B777Xは、B787の開発で用いられている技術を基に、更に燃費を向上させるために現状のB777-300ERの翼よりも23ft(7m)延長された設計となっており、現状の空港のスポットには収まらないサイズのため、改修工事の手間を省きエアラインが導入しやすくするために駐機時には翼を折り畳む設計となっています。


画像引用:Boeing

この設計はA380が就航するにあたりボーディングブリッジなどの空港設備を改修する必要性があり、就航可能空港が限られたことも教訓となっており、従来のFAAの航空機製造の審査において翼を折り畳むことを想定していなかったために、ゼロからの審査となりました。

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既にFAAからの承認を受け、パイロットが翼を展開させず離陸することを防ぐ複数の自動警告システムの構築、飛行中にウイングチップのロックが解除されないことの証明、地上で時速75マイル(120キロメートル)の突風に耐えることなどの安全が証明された形となっています。

そのほかB777Xは、現行の機種よりも大きな窓、高度6,000フィート 相当の高いキャビン与圧、高い天井、高い機内湿度が提供され、競合機比で燃費は12%減、運航コスト10%減を実現している最新鋭機となっています。
搭載されるエンジンは世界最大となるGE社製のGE9Xでロールアウト時にはエンジンを備えた迫力のある姿を確認できることになるかと思われます。


画像引用:GE Aviation

以下B777Xの簡単な紹介です。
・全長B777-8 228 ft 2 in (69.5 m)、B777-9 251 ft 9 in (76.7 m) 
・翼幅 235 ft 6 in (71.8 m) 
・翼幅(駐機時)212 ft 8 in (64.8 m)
全長においてB777-9は最大の旅客機となります。


画像引用:Boeing

最初の受領は150機を発注しているエミレーツ航空で、日本ではANAが20機発注しており2021年から受領する予定となっています。

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