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ボーイング、エチオピア航空の墜落を受け13日に予定していたB777Xのロールアウトを延期

ボーイングは、同社が開発中の次世代航空機B777X(B777-8,B777-9)の飛行試験機1号機のロールアウトを2019年3月13日にエバレット工場で行うことを予定していましたが、エチオピア航空の墜落事故を受けロールアウトを延期することが明らかになりました。

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ボーイングは、世界のメディアをエバレット工場へ招き大々的にロールアウトの式典を実施する予定でしたが、顧客のサポートに集中するとしており延期を決定しています。なお新しいロールアウトのスケジュールは未定なものの、開発スケジュールに影響は無いとしています。

ボーイングの主力旅客機のB737MAX8が、半年で2度墜落したことにより安全性を不安視する声もあり、中国では一時運航停止を決定しています。

B737MAXシリーズは現在350機の納入を済ませ、今後4500機以上の納入を予定しています。同機に問題があることが発覚するとなるとボーイングの経営にも影響を与えることが予想されます。
参考記事:CNN
画像引用:Boeing

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