オーストラリア航空当局CASAは、エチオピア航空の墜落事故を受け、一時的に同国へのB737MAXシリーズの航空機の乗り入れを禁止する措置としたことを発表しました。
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本日までに、中国航空当局などがB737MAXの運航停止命令を自国エアラインへ通知をしていますが、シンガポールとオーストラリア当局は海外エアラインに対しても乗り入れを制限します。
現在オーストラリアへは、シンガポールのシルクエアーとフィジーエアウェイズが同型機で乗り入れており、シンガポール航空当局は既に運航を停止させているため影響を受けるのはフィジーエアウェイズのみとなります。
オーストラリアのエアラインではヴァージンオーストラリアが同型機を導入予定ですが、今年11月以降に受領予定となっており現在同型機を保有しているオーストラリアのエアラインは存在しません。
CASAのShane Carmody CEOは、B737MAXの運航停止は安全のための最善の措置である。利用客には不便を強いるかもしれないが常に安全を最優先することが重要であると考えている。とコメントしています。
欧米系エアラインは今のところ運航を継続する意向を示していますが、アジア以外のオーストラリア当局が今回の措置を講じたことで欧米系エアラインが今後のどのような対応をとるのか注目されます。
画像引用:Boeing
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