機材 航空ニュース

アメリカ連邦航空局(FAA)もB737MAXの運航停止を指示

エチオピア航空の墜落事故を受け世界的に運航停止の措置を講じる動きが広まっていますが、最後まで安全との見解を示していたアメリカ連邦航空局(FAA)も、同型機の運航停止を指示したことを発表しました。

スポンサーリンク

今回の判断は、新たな証拠や衛星データを分析に基づいて決定したとしており、従来の主張から方向転換した形になります。発表に伴いFAAへ運航停止を進言したとされるトランプ大統領は、安全は最優先であるべきとのコメントを発表しています。

また、ボーイング社もFAAの判断を支持するとしており運航停止を決定していなかった主要国のカナダとアメリカが運航停止を決定したことで世界的に運航停止となった形です。

今後は事故機のフライトレコーダー・ボイスレコーダーをフランス航空当局の協力の基、解析が進められる予定となっており、事故の原因が解明されることが期待されます。

今回の事故をめぐってはボーイングへ補償請求を行うエアラインの動きがあることや、ボーイングの主要収入源であるB737MAXでのトラブルとなったことから、事態が長引けばボーイングはより一層厳しい立場となることが予想されます。
画像引用:Boeing

スポンサーリンク

ノルウェージャン、B737MAXの運航停止を受けボーイングへ補償請求へ

EASA(欧州航空安全局)、欧州全域でB737MAXの運航禁止措置を決定

ボーイング、エチオピア航空の墜落を受け13日に予定していたB777Xのロールアウトを延期