ボーイングは、運航停止が続いているB737MAX型機の改修したソフトウェアを近日中にテストする計画であることがわかりました。
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ライオンエア、エチオピア航空の墜落事故を受け、問題視されているB737MAX型機のソフトウェアは、現在改修作業が続いており、近日中にボーイングがシミュレーター機を保有するレントン工場にてソフトウェアのアップグレードをテストする予定です。
なお、このテストには同機を保有する同国のサウスウエスト航空・アメリカン航空・ユナイテッド航空の関係者も参加することが予定されています。
今回のアップグレードされたソフトウェアのテストが開始されることにより問題解決が近いことも予想されますが、新たにFAAよりパイロットの訓練マニュアルを含めたソフトウェアの承認が必要となり、数週間以上時間を要することが予想されています。
ヨーロッパやカナダの航空当局は改修ソフトウェアについては、独自の審査を行うことを明らかにしてるため、今後もB737MAXが全域で復帰するのは暫く時間がかかることが予想されます。
なお、B737MAX型機の最大のオペレーターとなるサウスウエスト航空は、地上駐機となるB737MAXの整備や今後予定するソフトウェアのアップグレードの効率性を上げるため全機をカリフォルニアのモハーヴェ砂漠にある空港(飛行機の墓場)へ移動させることを明らかにし、移動が開始されています。なお移動に際しては特別な許可を得てフェリーしている模様です。
参考記事:CNBC
画像引用:Boeing
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