FAA(米連邦航空局)は、世界的に運航停止となっているB737MAXの問題解決のために、ボーイングが修正作業を進めるソフトウエアの受け取りが今後数週間かかる見込みであることを発表しました。
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当初の予定では先週までに、修正されたソフトウェアがボーイングより提出されFAAが審査する予定となっていましたが、延期となった形です。
先月末にはシアトルにて、関係者を集め新ソフトウェアの修正内容を公開しましたが、その後何らかの修正作業が必要と判断し延期となったと予想されます。
先週にはボーイングが、ソフトの修正は、失速防止システムがより強固なものとなるものだとし、同システムの修正とエチオピア航空の事故は無関係であると発表していました。
今後FAAは、修正ソフトに対し厳格な審査を行う事から時間がかかるとしており、同型機を保有するエアラインは退役予定機の延期などでスケジュールを組むなどの対応が続いています。
一部エアラインでは同型機を敬遠した機材発注を行うエアラインも出始め、問題解決までボーイングはエアバス社に対し劣勢が続きます。
画像引用:FAA
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