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経営難のジェットエアウェイズの売却先候補にエアカナダ・デルタ航空・エティハド航空などが挙がる

経営難に陥り多くの路線で運航停止が続くインドの大手エアライン、ジェットエアウェイズの売却先候補としてエアカナダ・デルタ航空・エティハド航空などが挙がっていることが明らかになりました。

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ジェットエアウェイズは、10億ドル以上の借金を抱えているとされており、航空機のリース料金の支払いが滞っていることから運航停止が相次ぎ、保有機材の約120機に対し約10機程しか運航できない状態に陥っています。また、パイロットへの給料が未払いとなっておりパイロットが乗務を拒否する動きがあるなど混乱に陥っています。

同社は解決策として、資金調達を目的とした株式の売り出しを予定し、関心を表明する企業の募集を行っています。
今回関心を表明している企業は、エアカナダ、デルタ航空、エティハド航空(既に株主であり追加の株購入を検討)、タタグループ(ビスタラとエアアジアインディアの株主)、インドのファンドなど複数社あるとされており、月末までに正式に入札が行われる予定となっています。

有望な市場として認識されているインドの航空市場ですが、競争は非常に激しく、原油価格の上昇やルピーの不安定さから多くのエアラインが赤字を計上しているのが現状です。

今回候補には挙がっていませんが、カタール航空が今年にインドで新エアラインの設立を計画していることもあり今後もインド市場は激しい競争が続きそうです。
参考記事:Businessline Nikkei Asian Review
画像引用:Jet Airways

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