FSC LCC 航空ニュース

アシアナ航空の売却先は10月頃に判明し、手続きは早ければ年内に完了へ

錦湖(クムホ)アシアナグループは、アシアナ航空を売却することを正式発表しましたが、今後注目される売却先については、半年後(10月頃)に優先交渉権者が選定される見込みであることを、開発銀行のイ・ドンゴル会長が明らかにしました。

スポンサーリンク

5月前半までに錦湖(クムホ)アシアナグループと売却先企業の仲介役となる主幹事証券を決定し、半年後(10月頃)に優先交渉権者が選定し、その後の売却手続きの完了は早ければ年内を予定しています。

アシアナ航空の傘下のエアプサン・エアソウルも原則3社まとめて売却される予定ですが、売却先が希望した場合には協議が行われ、個別に売却されることも検討されています。
なお、エアソウルはアシアナ航空が100%出資している企業となりますが、エアプサンは出資比率が44%となっております。

本日までに韓国メディアが売却先候補として報道し、有力視されているのが大手財閥となるSKグループやハンファグループの2社で、そのほかCJグループ、チェジュ航空の愛敬グループ、ロッテなど、韓国を代表する企業が候補として名を連ねています。
このほかにも新規に免許を交付されたフライカンウォン・エアプレミア・エアロケイの3社が個別売却された場合にエアプサンやエアソウルの買収に乗り出すとの見方など様々な憶測が飛び交っています。

なお、現在まで全ての候補企業が買収について検討していないとして否定をしています。
今後韓国の航空業界はFSC,LCCともに大きな変化を迎える事となります。
画像引用:Asiana Airlines

スポンサーリンク

アシアナ航空の売却を正式発表 傘下のエアプサン・エアソウルも売却

韓国航空当局、新たにLCC3社(フライカンウォン・エアプレミア・エアロケイ)へ事業許可へ

韓国の新中長距離LCCエアプレミア(Air Premia)、2020年9月よりB787-9型機にて就航へ

アシアナ航空、当初3年以内の再建を目指す予定が一転、売却へ暫定合意か