台湾のエバー航空の客室乗務員の一部が加入する労働組合は、17日に行われた待遇改善を求めた労使交渉において会社側と決裂し、同組合によるストライキが実施される可能性があることが明らかになりました。
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同組合は、会社側に給与の増額、深夜便などによる疲労を考慮した勤務スケジュールに改善すること、ステイ先での手当の増額などを要求していますが、両者合意に至りませんでした。
先月からの交渉の末、今回が3度目の労使交渉となりましたが、組合側の代表は提案されたものと求めるものの間に開きがありすぎるとし、提案を拒否し今後ストライキ実施の可否を問う投票を行う考えがあることを明らかにしています。
本日19日に労働組合側が集会を開き、同組合の今後対応を発表する見込みとなっています。
今年2月には、チャイナエアラインの労働組合が繁忙期である春節期間にストライキを実施し大きな混乱となったこともあり、日本路線を多く運航する同社の動向は今後注視する必要がありそうです。
参考資料:EVA Air 新聞雲
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