タイ政府は、タイ空港公社が提示していたスワンナプーム国際空港第3滑走路建設プロジェクトを承認したことを発表しました。
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総事業費は、約750億円程になる見込みで大型機が離発着できる4,000mの滑走路を整備します。環境調査を行ったのちに年内にも着工し、2021年から2022年の供用開始を予定しています。
画像引用:Suvarnabhumi Airport
スワンナプーム空港は、現在2本滑走路があり1時間あたりの処理能力は68便で、緊急時などに1本滑走路が閉鎖されると34便まで能力が低下し、遅延が多発する原因となっていました。第3滑走路が完成すると空港全体で1時間あたり94便の処理能力を有することになり混雑の緩和が期待されます。
現在タイの首都バンコクには、多くのFSCが使用するスワンナプーム空港とLCCが使用するドンムアン空港がありますが、両空港ともに急激な旅客数の増加で混雑が深刻化しているのが現状です。
今年9月30日には北京に巨大空港が誕生することや、仁川空港が2023年に第4滑走路を供用開始する予定などアジア各国で空港施設の増強が続いております。
参考記事:xinhuanet
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