エバー航空の客室乗務員の一部が加入する労働組合は、待遇改善を求めた労使交渉において会社側と決裂し、ストライキ実施の可否を問う投票を5月に行うことを発表しました。
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同組合は、会社側に給与の増額、深夜便などによる疲労を考慮した勤務スケジュールに改善すること、ステイ先での手当の増額などを要求していますが、両者合意に至らずストライキ実施を組合員に問う投票を行うことを検討していましたが、5月に実施されることとなりました。
当初心配された、日本の連休となるゴールデンウィークのストライキの可能性は低く、スト決行となった場合でも5月末から6月上旬となる見込みであると現地紙は報じています。
なお、組合側は会社側が誠意のある改善案を示した場合は、再び交渉に応じる構えとしていますが、投票が行われた場合はストライキが実施される可能性が高いとしています。
組合側はエバー航空の4,200名の客室乗務員のうち3,000名が同組合に加入していると発表しており、スト実施となった場合は多方面での混乱が予想されます。
参考記事:聯合新聞網
画像引用:EVA AIR
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