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ピーチの初号機となるJA801Pが退役 総飛行時間は7万時間

Peach初号機JA801Pは、5月3日のラストフライトとなったMM158便(福岡~関西)にて関西国際空港に無事着陸しピーチでの役目を終えました。

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ピーチの初号機は、日本にまだ本格的なLCCが誕生していない2011年に関西空港に到着し、到着時には井上CEOが制限エリアで出迎えるなどしてテレビでも特集が組まれました。一般公募によって「Peach Dream」と名付けられ同機は2012年3月1日の就航よりこれまで、主力の機体として運航を続け累計207万人を運び総飛行時間は2万時間となり、7年6ヶ月にわたるPeachでの役目を終え機材更新のために5月3日で退役となりました。


画像引用:Peach Aviation

画像引用:Peach Aviation

ラストフライトでは、2012年の就航初日に乗務したパイロットや客室乗務員による特別アナウンスが実施され同機はこれから整備作業や清掃作業などを行い、来月上旬に新天地にフェリーされる予定となっています。

同機の早期退役は、故障が頻発し整備費がかかる段階まで保有せず、中古機市場において高値がつく段階で売却し、新造機を導入することにより総合的に整備費を抑える狙いがあると考えられます。
就航時にライアンエア元会長のパトリックマーフィー氏がピーチのアドバイザーとして就任したように、予てから井上CEOはライアンエアを手本としていると公言しており、ライアンエアも同様の手法を取り入れています。

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