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ベルリン新空港のブランデンブルク国際空港が空港内でのエアラインの割当てを開始 9年遅れで来年開港

ドイツ・ベルリンの3空港を運営するFlughafen Berlin Brandenburg (FBB)は、2020年10月のブランデンブルク国際空港の開港に伴い空港内の施設においてエアラインの割当てを開始したことを発表しました。

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今回の割当ては、同空港を発着するエアラインがどのエリアでどの施設を利用するかなど、空港運営において基礎となる作業とされています。

ルフトハンザドイツ航空とイージージェットはターミナル1を予定しており、ユーロウイングスはターミナル2を予定しています。当初開港後は、テーゲル空港とシェーネフェルト空港は閉鎖となる予定でしたが現状では容量確保の多ために暫くの間運用を継続する見込みです。またライアンエアーは将来的に新空港に移転予定とするものの、当面は既存空港の利用を予定しています。

今年3月には、FBBのマーケティング担当部長のSimon Miller 氏は現在タイエアアジアXとタイ国際航空との路線開設へ向けた協議を行っていることを明らかにし路線開設に自信を示すとともに、今後開設を期待する候補として日本、中国、ベトナムの国名を挙げ中国に関して既存の海南航空以外のエアラインも誘致したいとしています。

タイエアアジアXに関してはA330neoでヨーロッパ線に進出することが確実視されているため同空港への就航は選択肢の一つとなっているかと考えられます。

外観は完成しているものの消防設備が作動しないなど多くの設計ミスから、2011年10月開港予定から再三にわたり開港できないブランデンブルク国際空港の開港を疑う声は根強いですが、開港に向け準備は進んでいるようです。なお同空港は、毎月1600万€の維持費がかかるとされております。
参考記事:passengerterminal today
画像引用:tagesspiegel

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