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スターフライヤー、中期経営戦略(2019 年度ローリング版)を発表

スターフライヤーーは、中期経営戦略『“らしさ”の追求2020』2019 年度ローリング版を発表しました。

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2015年度に策定した2020年度までの中期経営戦略が2018年度にはPhaseII二年目となり、今後の“持続的成長”を具現化するために、中期経営戦略2019年度ローリング版を策定したとしています。

現在の同社の強みは九州地区での一定度の認知度と期待があることとし、今後の課題としては各就航地での認知向上、SFJらしいサービスの強化、LCCとの差別化、販売網の確立を挙げています。

大手航空会社が相次いでWi-Fiサービスを無償化するなど、FSCが攻勢を強めており従来強みとしていた機内居住性の優位性は大幅に下がっていくと認識しているとし、ハード面の相対的優位性の低下を補いながら、今までよりもさらに質の高いサービスを国内線のみならず国際線においても追求していく必要があるとしています。

ネットワーク戦略においては、以下の点が計画されています。
・国際線事業の早期黒字化と、内際問わず更なるネットワークの拡充を目指す(台北線開設に続き、国内・東アジアを中心に路線拡大を検討します)
・北九州=那覇線の定着と通年化や増便を検討
・国内定期既存5路線の更なる収益向上を図りつつ、チャーター・臨時増便を積極的に実施

【機材・プロダクト戦略】
・2019年1月にリース満了予定の機材は路線拡大に備え、リース期間を延長
・2019年上期に新造機A320ceoを1機導入(2019年6月に国際線仕様のJA27MC導入予定)
・2020年度末までは、A320ceo13機体制で運航を継続
・2021年度以降の機材更新や増機に備え、現行A320ceoの後継機種の検討を継続
・今後の導入機材の仕様は、路線展開や技術革新に応じ、検討を継続

サービス・オペレーションでも明確に質の向上を目指すことが明らかにされており、顧客満足全業種トップ10入りを目指すことが目標となっています。
画像引用:Starflyer

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