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ボーイング、来週にもB737MAXの修正ソフトウェアをFAAへ提出へ

ボーイングは、来週にもB737AMXの修正ソフトウェアを米連邦航空局(FAA) へ提出する見込みであることが明らかになりました。

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FAAのDan Elwell 局長代行が明らかにしたもので、来週にもボーイングから修正ソフトウェアを受け取るとし、今後審査段階へ移行します。
2件の墜落事故に繋がり、問題とされていた『MCAS(アンチストールシステム)』に関し、承認を与えたFAAの審査の不手際を指摘する声もあり今後FAAは、時間をかけ慎重に審査することが予測されると多くメディアが報じています。

審査には、NASA・アメリカ空軍・運輸省などの複数の機関の専門家から構成するテクニカル・アドバイザリー・ボード(TAB)も加わることが発表されており、FAAは完全な安全を確認できた場合のみ現在の運航停止措置を解除するとしています。

ボーイングは当初、5月中旬にFAAより改修されたソフトウェアの承認を得て、7月中旬にも運航を再開させたい考えとし、同機の生産体制を7月にも通常の月産52機(現在42機)体制とする予定でしたが、現状の進捗状況からすると遅れる可能性が高そうです。
参考記事:CNBC
画像引用:Boeing

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