千葉県と成田空港周辺市町村(成田市、富里市、香取市、山武市、栄町、神崎町、多古町、芝山町、横芝光町)から成る成田空港圏自治体連絡協議会は、羽田空港の発着枠拡大を見据え国土交通省へ成田空港の機能維持・ネットワーク向上の申し入れを5月28日に行ったと千葉テレビが報じました。
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羽田空港の発着枠拡大においては、アメリカ側の配分が先行して発表されており、既に移管を前提とした路線申請も出されていることから成田空港地位低下を危惧しての申し入れと考えられます。
路線配分はアメリカ枠に限らず今後多くの路線で行われる予定で、多くが羽田空港へシフトする可能性もあり、既に成田空港株式会社も影響を受けることを認めています。
前回の羽田枠配分では、紳士協定として成田線を維持し羽田線を運航することを暗黙のルールとし成田縛りが存在したとされていますが、コードシェアでの維持など年々曖昧な形となっており、今回の配分で国交省がどのような対応をとるのか注目されます。
なお、ユナイテッド航空は路線申請時に成田からの移管を明言し、暫定配分を受けた路線もあるので、成田縛りがなくなることも考えられます。
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