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本日開幕のパリ航空ショーでエアバスのA321XLRが約200機受注の見込み

今年のパリ航空ショーで注目されているA321XLRの情報です。

エアバス社が、開発することが確実視されているA321XLRが本日から開催されるパリ航空ショーの期間中に約200機の受注を獲得する見込みであることが明らかになりました。

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開発あたっては200~300機の受注が必要とされておりますが、プログラムの公式発表前にも関わらず複数のエアラインから同機の受注を受けていることがこれまで報道されてきました。

A321XLRは、A321LRを改良しナロボディー機の世界最長航続距離の約7400kmから8300kmまで延長する計画です。
現在のところ開発にあたりベースとなるA321LRからの座席数増加(最大244席)はないとされ、大型燃料タンクを積み、航続距離が更に延長される模様で、飛行時間は10時間以上を目指しているとされています。

既に多くのエアラインが興味を示し、日系企業関連ではジェットスターグループが興味を示していることから、導入となればA321LRを運航することが決定しているジェットスタージャパンへ将来的に納入される可能性もありそうです。

エアライン側からすると運用において柔軟性が増す事が期待される機種であることから、人気機種になるとの予想されていますが、利用者からすると単通路の狭い空間となることから快適性がワイドボディに比べ劣る機種との指摘もあります。

そのほか、ローンチカスタマーは欧州エアラインが務めることが有力で、日本時間の本日夜には公式にA321XLRのプログラムが発表される見込みです。

※正式発表されました 詳細はこちら
参考記事:Reuters
画像引用:Airbus

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