不安定な経営が続いていると指摘されているHNAグループ傘下の香港航空は、今後全ての長距離路線から撤退することも視野に入れていることが明らかになりました。
スポンサーリンク
同社は既に長距離路線では太平洋路線などで減便なども実施していますが、現在運航している路線の再編を行う計画としており、全ての長距離路線からの撤退の可能性も排除しないとしています。明確な時期は明らかにしなかったものの、路線再編・機材導入計画の初期段階としており今後計画が明らかになる模様です。
先日にはキャセイパシフィック航空が、長距離路線において激しい競争から収益率が悪化していることを明らかにしており、香港航空が従来のナローボディ機による短距離路線に特化した経営に再び舵を切ることも十分に考えられます。
今年4月には、事業縮小を図るために自社のパイロットに移籍を提案しているとの報道があり、香港航空もA330、A350の納入遅れ(リース料未納)によりパイロットの余剰が発生していることを認めており、同社はワイドボディ機を削減する計画であると予想されています。
参考記事:South China Morning Post
スポンサーリンク
スポンサーリンク