米連邦航空局（FAA)は、運航停止が続くB737MAXにおいて対処が必要な新たな修正点が見つかったことを26日(水)に発表しました。
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この問題点はシミュレーター試験中に発見されたものとされており、現時点ではソフトウェア側の問題であるのか、ハードウェア側の問題であるのかは明らかにされておらず、ハードウェア側であった場合には問題解決まで更なる時間を要する可能性が出てきています。
画像引用：FAA
同機の修正ソフトウェアをめぐってボーイングは、システムの修正後はパイロットは特別な訓練は必要なく、システムの変更点を把握すれば問題無いとしていますが、ハドソン川の奇跡などで知られるChesley Sullenberger元機長らを含むパイロットはipadでの学習ではなく、実際にシミュレーターで油圧による操作を身体的に体験してトラブルを対処する術を身につける必要性があるとしていることから、FAAはシミュレーターでの訓練を必須とする可能性が高いとされています。
今後は修正点を改善する時間や、パイロットの訓練プログラムを見直し、実施する必要性からB737MAXが復帰するには当初の予定よりも時間を要することが予想されます。
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B737MAX、ハドソン川の奇跡などで知られるパイロットなどが公聴会で特有トラブルに対しシミュレーター訓練の必要性を指摘
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