成田空港では混雑緩和を図るために、第3ターミナルの到着ロビーの増築を行っているほか、機能強化のために空港内各所で工事を行っています。今回は、2019年6月末現在の工事状況を簡単にレポートさせて頂きます。
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まずはじめに紹介にさせて頂くのが第3ターミナルの到着ロビーの増築です。計画では2019年夏を目途に、到着ロビー(1階)を増築し、出発動線と到着動線の分離を行います。
画像引用:NAA
現在の工事状況がこちら。以前連絡バスの乗り場あった場所まで足場が組まれて工事が進んでいます。
なお、第3ターミナルの抜本的な混雑解消を図る隣接する第5貨物ビルを撤去し南側へ増築する工事は2022年春に終了する予定となっています。詳細はこちら
また、2020年2月に供用開始を計画している第3ターミナルサテライト北側の3スポット(先行して供用開始となった174・175スポットの反対側)も工事が進んでいます。詳細はこちら
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2020年のオリンピック開催を見据え成田空港第1、2ターミナルの国際線保安検査場を2019年度中の完成を目指しリニューアルし、拡大する工事も進んでいます。画像は第2ターミナルのものになります。詳細はこちら
B滑走路南側、第2ターミナル南側に新たにエプロンを整備(15スポット)する工事は、2020年7月(東京五輪前までに)に2019年9月整備・完工予定の15スポットのうち12スポットを先行供用する計画です。
画像引用:NAA
↑工事計画の青枠の上部のエリア(B滑走路南側)
↑工事計画の青枠の下部のエリア(第2ターミナル南側)
東京オリンピックの開催で首都圏空港の駐機場不足が指摘される中、成田空港では急ピッチで整備が進んでいます。来年はオリンピック前までに計画された整備が続々と供用される見通しとなっており、羽田空港の発着枠拡大もあり成田空港は施設面以外にも大きな変化がある年となりそうです。
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