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インド政府、エアインディアの売却先決定を10月までを目標に設定

インド政府は、エアインディアの売却先決定を2019年10月までを目標として調整を進めていることが明らかになりました。

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国営のエアインディアは長年赤字経営が続いており、経済政策の一環として政府は2017年にエアインディアの民営化・売却を決定し2018年から入札を受け付けましたが、入札企業が1社も現れないという事態に陥っていました。

同社は毎年最大で約1000億円の赤字を計上しており、累積債務は約8000億円とされています。この多額債務が多くの企業が入札を敬遠している理由とされており、インド政府はどのような条件で今後入札を募るのか注目されています。

現在のところ候補としてタタグループ(ビスタラとエアアジアインディアの株主)などがあがっており、そのほかにも海外企業による買収の可能性も指摘されていますが、外資規制がネックとなり、有力と呼べる候補が存在していないのが現状です。
参考記事:Business Standard
画像引用:Air India

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