FSC 成田空港 新規就航・増便・減便

デルタ航空、成田~シンガポール線を2019年9月で運休か

デルタ航空は現在週7便で運航している成田~シンガポール線を2019年9月23日以降運休とする可能性が高いことが明らかになりました。既に予約の受け付けは停止されております。

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同社が運航する以遠路線は現在成田~シンガポール・マニラ線のみとなっており成田のハブ機能を年々縮小させています。
来年に迫る羽田空港発着枠拡大で、暫定ながら羽田~シアトル・デトロイト・アトランタ・ポートランド・ホノルル線の発着枠を獲得しており今後成田から撤退する可能性も指摘されています。

デルタ航空は、2018年12月19日に日米航空当局間での新しい発着枠に関する協議を見越し、現在の羽田空港のアメリカ便スロットはJAL、ANAが優遇され、日系エアラインと共同事業を展開しているユナイテッド航空、アメリカン航空、ハワイアン航空が事実上多くのスロットを獲得していることから競争環境が歪んでいることを強く主張するなどし、羽田空港発着枠枠獲得に強い意欲を示していました。(なおデルタ航空の申し立てはDOTが棄却)

昨年の時点で、デルタ航空のネットワーク計画部長のJoe Esposito氏は、2013年に同社Richard Anderson 前CEOが明らかにした成田のネットワークを羽田に移管する計画が今もなお存在していることを明らかにしていることから、羽田枠の獲得に目途がついたタイミングで成田空港撤退に踏み切る可能性が高いと考えられます。
画像引用:Delta Airlines

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