エミレーツ航空は、2021年に受領を予定しているB777Xの同社向け初号機を公開しました。画像では最終組み立て段階で、完成が近づいている様子が見て取れます。
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画像引用:Emirates
現在エミレーツ航空は、初号機の受領は2021年1月を予定し、150機(777-8:35機、777-9:115機)の発注をしており、同型機の最大の顧客であり全体の受注件数の約半分を占めています。
しかしながら水面下では、一部発注分をB787-9へ変更する交渉が行われているとされており、交渉の詳細はドバイ航空ショー以降に明らかになる見込みとなっています。
現在B777Xは、エンジンテストの段階でGE9Xエンジンのコンプレッサー(圧縮機)で異常が見つかったことから初飛行を延期しており、納入時期に影響が出るとの見方がされています。なおボーイングは予定通りの納入時期としています。
このまま順調に開発が進めば、ルフトハンザドイツ航空へ2020年12月に1号機が納入される予定となっています。
B737MAXの問題をはじめ、B777Xでのエンジンの問題、噂されるB797の開発の延期などボーイングは今後も多くの問題を抱えていくことになりそうです。
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