国土交通省は、成田空港が機能強化で必要とする、拡張予定地約1000haのうち約9割の取得に見通しが立ちつつある状況であることを明らかにしました。
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画像引用:国土交通省
成田空港の機能強化は、第3滑走路(C滑走路)の建設、B滑走路の延伸が主要工事とされており、機能強化に必要な予定地は大きく分けて3か所、C滑走路用約890ha、B滑走路延伸用約80ha、A滑走路北側約30haとなっています。
現在、NAAにおいて航空法の空港等変更許可申請に必要な地権者からの同意書取得を進めているところで、同意書の取得を開始してから約10ヵ月強が経過したところ、空港拡張予定地約1000haのうち約9割の土地について見通しが立ちつつある状況となったと国交省が明らかにしています。
今後は、当面の夜間飛行制限の緩和は2019年10月(冬ダイヤ)からA滑走路で先行実施し、B滑走路延伸・C滑走路等については、2020年代の供用を目指して速やかに手続き等を進めていく予定としています。
当初の計画では2020年代後半にC滑走路供用としていましたが、今年6月に新任した成田空港の田村明比古新社長は、2020年代半ばを目指す考えを明らかにしています。
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