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セブパシフィック航空、初の貨物専用機となるATR72-500の受領を発表

セブパシフィック航空は、初の貨物専用機となるATR72-500を受領したことを6日発表しました。

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今回受領した貨物機は最大7トンの貨物を輸送でき、ターボプロップ機が活用できる滑走路長が短い空港に就航する予定となっています。今回ATR機を貨物機として使用するのは、数々の島から構成され、国内約90空港のうち約30%の空港しかジェット機が運航できないフィリピンならでは事情と言えます。(滑走路が短いため)
なお2機目は、2019年末までにデリバリーされる予定となっています。


画像引用:cebu pacific

同社CEOのLance Y. Gokongwei 氏は、旅客機であった2機のATR72-500を貨物機へ改造することを昨年7月に発表し、貨物事業について『フィリピンの貨物需要は急速に拡大し、迅速さが求められるようになり、今後物流業界のニーズ応えられるように対応していく』とコメントし、今回の初受領に至っています。

今後もさらに同型機の貨物機を増やすことも検討しているとしており、LCCでありながら本格的に貨物事業を強化していくもの推測されています。

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